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大学のAO入試と推薦入試の制度

ペンとノート

大学入試ではAO入試や推薦入試という制度が一般的になっています。推薦入試というのはイメージが湧きますが、AO入試というのは何のことなのか分からない人も多いでしょう。
AO入試とは、大ざっぱに言うと自己推薦入試のことです。入学を希望する大学に対し、志望動機や志望の熱意、自分の能力をアピールするのがAO入試です。
普通の学科試験を受けた場合、学力が低くて合格に必要な点数をとれないであろうとき、AO入試の制度を利用して志望大学に入学できることがあります。ちなみにAOというのは、アドミッション・オフィス(入試事務局)の略です。
次に推薦入試ですが、推薦入試は「公募制推薦入試」と「指定校推薦入試」の2つがあります。
「公募制推薦入試」は、高校での通知表の評定が大学が定める基準を満たしていて、なおかつ高校の推薦状をもらうことで応募できます。「公募制推薦入試」には「公募制」の「特別推薦」もあります。スポーツや文化で優秀な成績を修めた人が受験資格を得ます。サッカー・野球・陸上競技などで活躍した高校生が有名大学に進学するのを時折見ますが、この制度利用ですね。
「指定校推薦入試」は、大学が高校を選び、その高校から生徒を募る方法です。高校によって募集人数は異なります。難関大からの指定校枠は、偏差値の高い高校ほど多くなります。高校内での選考で選ばれると、高校の代表として試験を受けるようになります。専願制であり、合格率はほぼ100%です。合格した後、入学を辞退することは避けなければなりません。一方的に入学を拒否した場合、次年度からその高校への指定校推薦枠がなくなってしまうことが十分にあるからです。

AO入試と推薦入試の違い

壁の落書き

AO入試と推薦入試の違いは、大学側が受験生のどこを見るかです。AO入試は、受験生の志望動機、入学後に学びたいことがらへの情熱を見て合否を判断します。
推薦入試は、高校在学時の成績を見ます。学業成績、スポーツや文化活動を評価し、合否を決めます。
AO入試は、受験生の人物や内面を見定めることが重要になるので面接回数が多かったりして、選考期間が長くかかります。推薦入試は、成績の基準が設定してあるので、選考期間はAO入試より短くなります。

AO入試と推薦入試の出願期間・試験日程

数学の計算

AO入試の願書受付開始は、8月1日以降と正式に決まっています。実際の願書受付は、早いところは8月中、一般的には9月上旬としている大学が多いです。
ただしAO入試では、正式の出願受付を開始する前に、オープンキャンパスや説明会などを設けて、エントリーの受付を実施しています。正式開始である8月1日より前に、エントリーの受付だけでなく予備面談まで実施している大学もあります。ですので、6月末から気になる大学の公式webサイトで情報をこまめにチェックすることが大切です。
AO入試の試験の日程は9月あるいは10月に設けている大学が多く、合格発表も10月と11月が多いです。
推薦入試は、指定校推薦の場合、9月中に学校内での受験者選抜が行われ、10月に試験とあることが多いです。一般公募推薦の試験は、10月に願書を受け付け、11月に試験を実施し、12月に合否を決定というのが一般的ですが、 大学によって一か月は異なることがあります。大学の公式のwebサイトで確認しましょう。

AO入試と推薦入試の最近の傾向

太陽の時計

AO入試で入学した生徒の学力が低く、大学の授業に支障をきたすことさえあったりして、一部で問題になっています。
大学によっては、特に理系の学部などで、入学してきた学生の数学の計算力が低く、計算力を伸ばすための特別授業を行ったりもしています。高校程度の理科の知識がなく、大学での専門の授業に入っていけないために、対策授業を行うところもあります。
そうした状況が続いてAO入試の在り方には改善がみられるようになってきました。
具体的には、2011年度から「学力把握措置」の事項が盛り込まれるようになりました。AO入試を実施する大学は、大学教育を受けるために必要な学力があるかどうかを把握するため、学力要件を出願基準にしたり合否判定に用いることが決まりました。大学が独自に実施する試験の成績、大学入試センター試験の成績、資格や検定試験の成績、高校の教科の評定などのいずれかを合否の判断材料とすることにしました。

AO入試と推薦入試の詳しい説明

AO入試の詳しい説明